「NANIMONO(feat.米津玄師)」
今日とても心に響く曲に出会えた。映画の番宣を見たときにもすごくいい曲だなと思っていた。だけどちゃんと最後まで聞いていなかった。映画もまだ見ていない。完全に私のタイミングが遅かった。
【何者】の主題歌、「NANIMONO(feat.米津玄師)」
その歌詞がとても良かった。
まずこのPVがすごく気に入った。こんな新しい形の表現は初めてでとても感動した。
景色とダンスをする米津玄師と中田ヤスタカをシャッフルで曲に合わせて切り替わる動きにすごく物語性を感じることができる。
こんな新しいダンスは初めてだしモノトーンが非常にかっこいい。モノトーンでここまで動きをだして曲を表現できるのはやっぱりすごいなと思う。
歌詞
歌詞を調べてみたらすごく短かかった。
それなのにここまで心に突き刺さるのは短いからこそなのだろうか。ただ声が好きというだけではない気がする。
好きなのはここのフレーズと曲調
「不確かな言葉を携えて 呼吸を揃えて初めまして そんで愛されたのなら大歓迎 繰り返し向かえ遠く向こうへ 結局僕らはさ 何者になるのかな 迷い犬みたいでいた 階段の途中で 大胆不敵に笑ったって 心臓はまだ震えていて それでもまたあなたに会いたくて 下手くそでも向かえ遠く向こうへ」
「そんで愛されたのなら大歓迎」とか、その後入るきれいな間奏が次のフレーズ「結局僕らはさ」を心地よく感じさせる。語りかける感じがすごく心に響いてすんなりと入ってくる。
「大胆不敵に笑ったって 心臓はまだ震えていて それでもまたあなたに会いたくて 下手くそでも向かえ遠く向こうへ」ここは失恋ソングっぽい歌詞にも見えるけど全体的に希望を歌っているのが伝わる。
行き場のないその気持ちをその不確かな言葉で伝えるしかないと教えてくれたみたいに勇気を与えてくれた。
というか「何者」本だけ読んで劇場で観れなかったのが残念すぎる。はやく見たい。